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更新日:2023年6月29日
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23区の名称の成り立ちをみると、その区の位置関係、地名・駅名や複数の旧区の名称からとった、というのが大部分です。「文京」という名称の独自性は、「学問の府」という区の特徴や性格から名づけられたもので、23区の中で極めて独自性の高い名づけ方です。
文京区は、昭和22年3月5日公布、同年3月15日に施行しました。東京都の区部が22区(後に23区)に改編された時に、旧小石川区と旧本郷区の二つが合併して誕生したものです。
新しい区名は、昭和22年に東京新聞社が一般から募集し、旧小石川区・旧本郷区の両区で審議しましたが、決定しませんでした。たまたま、旧小石川区役所で職員から募集した中に、「文京」という名称があり、また、旧本郷区役所では両区統合のための交渉委員会で、委員から「文京」という名が出されました。
これらを両区の統合交渉委員会で諮ったところ、両区の特徴を端的に表していて、文字も書きやすく、“文教の府”というイメージにぴったりだということになったのです。これが両区の区議会で正式に決定され「文京」区が誕生しました。