後楽園競輪復活問題に対する区長の考え

石原東京都知事の6月24日都議会での発言は、これまでの都政の姿勢を180度転換するものであり、かねてより「競輪復活は好ましいこととは考えていない」と申し述べてきた私としては、到底容認することのできないものであります。
我が文京区は、歴史と文化のまちであり、東京大学をはじめ多くの学校が所在する教育のまちです。文京区民は、この地を「文の京」とし、誇りとしており、私としても日本一の教育のまちを目指しているところであります。
こうした「文の京」で競輪復活を目指すことに、私は反対であります。

～都知事発言の要旨～

都市型の新しいエンターテイメントの試みとして、東京ドームの施設を活用した競輪を開始したいと思います。これまでの常識を覆す、若者や女性も楽しめる斬新でスマートな競輪を目指し、賭け事という古いイメージを打ち破っていきたいと考えております。これにより、経済波及効果、歳入確保が見込まれており、新たな観光スポットとしても期待されています。今後、こうしたメリットを関係者に十分ご理解いただきながら、早期の実施を目指して準備を進めてまいります。