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更新日:2022年11月8日
ページID:6270
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年の離れた弟と一緒に遊んだりする中で子どもとかかわる楽しさを知り、より専門的に保育について学びたいと思ったことから、大学に進学しました。大学での学びやボランティア活動を通して、子どもの成長に携われることにやりがいや喜びを感じました。また、様々な状況に置かれている子どもたちの健やかな成長のために、少しでも役に立ちたいと考え、保育士を目指しました。
文京区を志望した理由は2点あります。
(1)大学在学中、文京区立保育園にて夏季アルバイトをさせていただきました。先生方が子どもたちに丁寧にかかわる姿やいきいきと働かれている姿に魅力を感じました。先生方の保育に憧れを抱き、私もそのような保育がしたいと思ったためです。真摯に保育や教育を考える文京区で専門性を磨きたいと思いました。
(2)文京区独自のカリキュラムが構成されていることを知り、保育や教育に力を入れている文京区で学び、成長していきたいという思いがより一層強くなったことから、文京区を選びました。
現在保育園で2歳児クラスの担任をしています。子どもたちが「自分で!」や「◯◯ちゃんが!」など自己主張をたくさんする年齢でもあるので、自分の意志を伝えようとする姿を受け止め、気持ちに寄り添う日々です。温かい雰囲気の中、子どもたちが安心して楽しく過ごせるように努めています。子どもの姿に合わせた活動を行い、様々な経験を通して生活に必要な力を身につけられるように保育をしています。子どもの豊かな表情や成長を間近に感じられる、大変やりがいのある職業であると思います。
時間 | 業務内容 | 詳細 |
---|---|---|
7時15分 | 開園・朝の保育の開始 | 開園・保育の準備をする。 |
8時30分 | 順次登園 | 順次登園してくる子どもたちを受け入れる。 |
10時00分 | クラス活動・遊び | 年齢や天候、その日の状況により
様々な活動や遊びを行う。 |
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12時00分 | 昼食 | 配膳、食事の様子を見守りながら
基本的なマナーなどについて知らせる。 |
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14時00分 | 休息・睡眠 | 子どもたちが安心して休めるように
そばについて見守る。 |
15時00分 | 目覚め・おやつ・遊び | 目覚めた子どものおむつを替えたり、トイレを促す。 |
16時00分 | 順次降園 | 笑顔で迎え、保護者にその日の様子など
伝達事項を伝える。 |
16時30分 | 夕方の保育の開始 | 疲れの出やすい時間であるため、
落ち着いて遊べるように工夫する。 |
18時15分 | 0歳児保育の終了 | |
19時15分 | 延長保育開始
延長保育終了・閉園 |
楽しい雰囲気の中、おやつを食べられるようにし、
ゆったりと過ごせるようにする。 閉園の準備をする |
「登園受け入れ」
まず保護者と登園してきた子どもに笑顔で明るい挨拶をして迎えます。体調や機嫌を視診するとともに、変わったことがないかなどを聞き取ります。慌ただしくなりやすい登園時ですが少しでもコミュニケーションを図ることで、保護者も子どもも安心して過ごせるようにと心がけています。家庭での子どもの様子を知ることで、子どもへの理解を深め、気持ちに寄り添うことや一人一人に合った対応へつなげています。
今年度行われた夏祭りです。複数の先生方と一緒に係を務めました。園全体や係で話し合いを重ね、コロナ対策を行いながらも子どもたちが楽しむことを1番に考えて準備をしてきました。係として様々な年齢の子どもたちの姿を間近に見れたことで、より子どもたちが楽しむための改善点や課題を知りました。また、この経験を通して、チームワークや子どもの姿を捉えた内容、環境設定の大切さを実感し、様々なことを学ぶことができました。その中でも、特に、「大人がまず楽しむこと」の重要性を改めて感じました。何事に対しても今回学んだことや楽しむという姿勢を忘れずに、子どもたちが楽しい思い出や経験を積み重ねられるようにしていきたいと思います。
私が思う魅力を3つに絞ってお伝えします。まず1つ目に、まちの雰囲気です。都心でありながら緑豊かで、親しみやすい温かな雰囲気を感じるところが大きな魅力です。2つ目に、整った相談体制です。日々何事も相談しやすく、困ったときにはすぐにフォローを求められる風通しの良い職場です。そして、定期的に先輩職員へ質問ができる時間が新任時に設けられていることや園長先生のみではなく課長とのヒヤリングの機会があります。このことによって、自分の保育に対する不安の解消や成長したいという意欲をより高めることができました。3つ目に、常に専門性を磨ける環境です。「目標成果シート」を通して目標や振り返りを紙面化し、保育力を高めるために必要な学びを自覚することができました。また、社会人としての基本的なマナーから、保育に関する研修などを通してスキルアップを図り、自分自身が成長し続けられると感じました。
受験勉強の中で、不安や焦りなどのマイナスな気持ちになることもあると思います。しかし、何事も落ち着きが肝心であると考えます。時には力を抜いてリフレッシュし、自分の時間や身体を大切に、受験に望んでいただけたらと思います。私も仕事とリフレッシュのバランスを取りながら、勉強の日々です!子どもたちの笑顔は元気の源です。子どもたちと一緒に過ごす中で、楽しいことや面白いことがたくさんあります。皆様と一緒に働けることを楽しみにしています。
幼稚園の先生が優しかったので、憧れをもちました。幼稚園に数年勤めましたが、子ども達が入園前(0~3歳の間)にどのように過ごし、成長してきたのか、乳児保育を学びたいと思い、民間の保育園に転職。その後、公立の保育園を受けてみようと思いました。
都内で比較的通いやすい地域に絞り、それぞれの区について調べた際に、文京区は治安が良く、緑も多く、子育て支援制度が充実していることを知りました。日本の幼児教育の父、倉橋惣三氏により保育が確立された地でもあることから、文京区を選びました。
0歳児の担任をしています。日々の保育、保護者対応。週案、月案など指導計画の作成。日誌、連絡帳の記入。誕生カード、園だより作成など。
時間 | 業務内容 | 詳細 |
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8時15分 | 職場に到着 | 着替えて保育室へ入ります。 |
8時30分 |
始業 室内遊び |
連絡帳の確認、子どもの健康観察、 前日の伝達事項や朝の打ち合わせ内容などを確認します。 子ども達が好きな玩具を見つけ、遊ぶことを楽しめるよう、 環境設定をしたり、関わったりしています。 全員水分補給をし、必要な子は午前寝をします。 |
9時45分 | 水遊び |
天候や気温、子どもの体調などを見て、出来るようであれば、 夏は水遊びやシャワーをします。 夏以外は散歩や園庭で遊んだり、 雨天時は廊下やホールで遊んだりしています。 |
10時30分 | 午前食 |
離乳食の段階に応じて時間が違うので、 個々の食事時間に合わせ、食事介助をします。 |
11時30分 | 午睡 |
食後に着替えやオムツ替えをし、 日頃の睡眠の様子やその日の体調などを考慮し、 個々に合わせお昼寝に誘います。 睡眠中は事故のないよう子どもの様子をこまめに確認します。 |
12時30分 | 休憩 |
睡眠時の呼吸や体温などを確認する役割があるので、 担任間で順番に休憩を取ります。 |
13時30分 |
連絡帳や 日誌の記入 |
担任で分担をし、クラス全体の様子と個人の記録を残します。 連絡帳にはその日の様子、食事、排便などについて記入します。 |
14時30分 | 午後食 |
起きた子の検温、おむつ替えをし、 食事の時間までは遊んで過ごします。 午前食と同じく、個々の食事の時間、 発達に合わせた食事の介助をします。 |
15時00分 | 室内遊び |
食べ終わった子は室内で遊びます。子どもの様子を見ながら、 おむつ替えや水分補給をします。迎え時は保護者対応をし、 その日の様子など必要なことを伝えます。 |
16時30分 | 書類作成など |
普通番の日は遅番の職員に保育を任せ、 指導計画の作成や児童票の記入など、 書類作成などに時間を充てます。 |
17時15分 | 終業 | 着替えたら職場を出発。 |
「散歩」
午前中、散歩に行くこともあります。0歳児はまだ手をかけてあげることが多いので、準備などは全て保育士が行います。水分補給、帽子を被る、靴下・靴を履くなど。2階にある0歳児室から、おんぶと抱っこで1階まで移動し、4人乗りバギーに乗せます。園長に人数や行き先などを伝え、人数確認をしたら出発。園外では交通ルールを守り、職員間で声を掛け合いながら車や自転車などに気を付けます。歩行できる子は様子を見ながら、手をつないで歩く経験ができるよう順番に歩くこともあります。
日々子ども達の成長を感じ、その手助けが少しでもできていると思うと嬉しいです。初めは保育園で大泣きしていた子が、安心できる場所や人だと分かり、笑顔で過ごしていること。ハイハイやつかまり立ちを経て歩けるようになったこと。食事を介助していたのが、自分で食具を持って食べようとしていることなど。そのような成長を保護者の方や先生方と共有できることに嬉しさを感じます。
文京区立の保育園は職員数が多いです。一人ひとりのことをよく見て手をかけてあげられる嬉しさや安心感があります。また書類作成にかけられる時間が確保されていることや早番や遅番の際にひと息つく時間があることで、気持ちに余裕をもって保育できています。長く続けやすい環境であるので、幅広い年齢層の先生方がいて、様々な考え方や保育が学べます。
自分が仕事をする上で、何を大切にするか、どのような保育をしたいかにもよりますが、働きやすい環境ではあると思います。今できることを精一杯行い、後悔しないように頑張ってください。
小学生のころから、子どもに関わる仕事に就くことが夢でした。近所に年下の子が多く、一緒に遊んだり頼られたりする経験の中で、いつしか将来の夢として意識するようになったのだと思います。中学・高校と志はかわらず、保育系の大学に進学し、今に至ります。
大学3年生の夏休みに、友人の誘いで文京区の保育園でアルバイトをしたことがきっかけです。毎日のびのびと過ごす子どもたちの様子や、職員の方々の良い雰囲気を見て、文京区に魅力を感じました。
現在は児童館担当として働いています。午前中は、乳幼児と保護者向けのプログラムや活動を行い、午後は、児童館に遊びに来た小学生と、児童館内にある育成室の子どもたちと一緒に過ごしています。ボール遊びの審判、工作の提供、行事の企画・運営、時には子ども同士のトラブルの仲介など、育成室担当の職員とも協力しながら、児童館を運営しています。
時間 | 業務内容 | 詳細 |
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9時30分 | 出勤 | 事務仕事や当日の活動の準備など |
10時00分 | 児童館開館 |
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12時00分 | 昼休憩 |
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13時00分 |
小学生の下校時間まで、 事務仕事・工作・ 掲示板・活動の準備など 下校時間後は、 小学生の来館者対応 |
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18時00分 | 児童館閉館 |
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18時15分 | 退勤 |
「定員制幼児クラブ」
当該年度の4月時点で2歳以上のお子さんが対象の活動で、登録した乳幼児が保護者とともに週に一度児童館に集い、年度を通して同じメンバーで活動を行います。
活動内容は、アスレチックなどの運動遊び・新聞紙などの素材を用いた感覚遊び・お店屋さんごっこ・クリスマスやハロウィンなど季節の行事・毎月の誕生会・区内の児童館合同なかよし運動会の参加などで、毎週、企画書をたてて児童館担当2名がメインとサブに分かれて進行しています。また、毎回共通で手遊び・読み聞かせ・体操も行います。
1年目(当時は育成室担当)で初めて経験した『卒室お祝い会』が印象に残っています。年度末で卒室となる子どもたちを在室生とともに送り出す行事です。本番までに、発表や証書授与の練習を重ね、当日を迎えました。社会人1年目で右も左もわからない私をサポートしてくれた当時の卒室生に対してたくさんの思いが募り、子どもたちや保護者の皆さんにその後しばらくいじられるほど号泣してしまいました。
文京区は、公設公営の児童館・育成室が多く、現場の意見や思いが尊重されていると感じます。また、他館の職員とのつながりもあるため、情報交換や先輩方の話を聞くこともでき、安心して働くことができています。
当初は自身が経験したアルバイトをもとに保育所で働きたく文京区を受験しました。実際の配属が保育所ではなく児童館・育成室だったことは正直意外でしたが、今となっては現在の仕事にやりがいを感じ、産休育休を経て、子育てと両立しながら充実した日々を過ごしています。皆様には、ぜひ児童館育成室も視野に入れて文京区を受験をしていただけると嬉しいです!
小学校教諭を目指して大学で学んでいたのですが、保育園でのボランティアやアルバイトに行くうちに保育に興味を持ちました。保護者の方がお仕事をされている場合、子どもたちが家以外の場所で過ごす時間はとても多いです。その家庭以外での健やかに育つための支援を楽しそうにしている先生方の姿を見て、保育士を目指しました。4年間保育園で働いていましたが、ほかの保育のやり方を学びたい、様々な施設を経験してみたいと思い転職しました。
文京区では幼児保育のあそびを大切にしているという資料を読んで、文京区の保育に興味を持ちました。また、これからの社会を担う子どもたちが健やかに育つ環境を整えるための様々な支援を知り、文京区で働いてみたいと思いました。
現在、育成室職員として配属されています。学校がない時間、子どもたちの保育をしています。子どもたちが登室する前は、事務や子どもたちが楽しく過ごせるようなイベントの準備をしています。
時間 | 業務内容 | 詳細 |
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10時00分 | 出勤 |
在籍児童の様子を共有したり、カンファレンスを行う、 子どもたちを受け入れるための大切な時間です。 それ以外の準備として、事務作業や室内の環境整備、 イベントの準備などを行います。 |
12時00分 | 昼休憩 |
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13時15分 | 打合せ |
その日のスタッフ全員が揃い、 スケジュール確認や子どもの様子を職員間で共有しています。 |
子どもたち 登室 |
いっしょに遊んだり、 連絡帳にて子どもの降室時間の確認をしたりします。 |
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15時15分 | おやつ補助 | 2グループに分かれて食べているので、声をかけ、準備をします。 |
15時45分 | 自由遊び補助 |
自由遊び(室内・児童館・校庭・体育館)は時間で分けて行うので、 見守りながら一緒に遊びます。 連絡帳で子どもたちの様子を、保護者に伝えます。 |
16時50分 | 帰りの会(1) | 子どもたちが歌を歌ったり、ダンスをしたりします。 |
18時00分 | さようなら(1) |
自由遊び(室内)の見守りをしたり、 室内清掃や保育の記録を記入したりします。 |
18時20分 | 帰りの会(2) | 子どもたちがクイズを出しているのを見守ります。 |
18時30分 | さようなら(2) | 室内整備や事務作業を行います。 |
18時45分 | 退勤 |
「帰りの会」
帰りの会は、全体の顔合わせばかりではなく、遊びでテンションが高くなっている子どもたちを落ち着かせる、職員から伝えるべき話をする等の意味合いがあります。私が勤務している育成室の帰りの会では、子どもたちが選んだ曲でダンスを踊っています。
月によって曲を変えるのですが、子どもたちの中でやりたい曲の投票を行い、曲を決めています。投票した曲が選ばれた子が、当番活動として前で手本として踊ります。自由遊びの中で曲を流し、教えてもらい、私も一緒に踊りながら覚えています。
初めて子どもたちに会ったとき、とても緊張していた私に子どもたちが笑顔で話しかけてくれ、育成室で呼ばれるあだ名を考えてくれたことです。これはどう?こっちのほうがいいよ!とみんな真剣に考えてくれて、とても嬉しかったです。
入区後は、一般的な研修だけでなく、育成室・児童館を対象とした研修もたくさんあります。育成室や児童館の保育について理解を深め、学ぶ機会がたくさんあることが魅力だと感じています。
子どもたちはとてもかわいく、毎日新しい発見、学びがたくさんあります。保育の仕事は悩むこともたくさんありますが、とてもやりがいのある仕事だと思います。受験勉強は大変かと思いますが、頑張ってください。