原町町会

結成日

昭和28年7月結成

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文京区町会連合会創立60周年記念誌「六十年のあゆみ」(2014年11月発行）掲載内容

結成時の町会は「原町新和会」と称し、昭和31年より現在の原町町会と改称した。

昭和39年発行の「親和」創立10周年記念誌によると、この年原町町会は西町会と分離されたと記されている。

同誌からいくつか抜粋すると

• 歳末たすけ合い募金̶昭和33年度から連続四年区内最高の募金を得た。
• 区民体育祭（小石川サッカー場にて）
  昭和35年第一回から連続十回総合優勝の輝かしい記録を樹立した。
• 東京タワー祭民謡大会（昭和34年7月）
  原町チームは優勝し東京代表として高知市に選手男女15名指導員付添人合わせて30名参加地元の人々と交流を重ねた。
• 同年町会夜警にて小石川消防署長より表彰された。当時の役員、指導者さらに町内青年会「鶏声会」約45名の並々ならぬ熱意と御努力に対し頭の下がる次第である。青年会中心の夜警は昭和32年12月から翌1月末迄、昭和37年度迄続けられた。
  平成22年8月29日（日曜日）自助、共助と連携をテーマに東京都・文京区総合防災訓練が大規模に実施された。
  当日は7時より13時迄開通以来、初めて白山通り（千石駅前→白山下）が全面交通止めとなり、警察、消防、自衛隊等出動ヘリ等による救出活動を行い、当町会も大勢の住民が訓練に参加及び見学。住民同誌による倒壊建物からの救出救助、バケツリレー、また地元の東洋大学、京華学園でも展示、体験、実演などの訓練を行い、終了後は町会でハシゴ車、起震車、騎馬隊の馬にも試乗、充実した1日だった。その約半年後の23年3月11日東日本大震災が起こり、防災意識の高まりと共に各地で災害に備え訓練を行う様になる。

史跡鶏声の井跡碑

区内には百数十を数える史跡、名所があるが我が町唯一の旧跡は鶏声の井記念碑である。現在は京華学園女子校の前に置かれており、社会教育課発行の「文京史跡めぐり」案内書に詳細記録されており、これを略記するとこの碑は昭和3年4月の建造で伯爵酒井忠正の書である。もとは幕末まで酒井雅楽頭下屋敷内で、明治以後酒井家の賃家であった場所にあった。昭和49年地元有志の要望で現在地に移設された。碑の表には楽翁公の松平定信の歌が刻まれている。
鶏声の井旧跡「白河楽翁公歌」
筒井津々 いつの暁
久みそめて
鶏のハ声の
名にやたつらん