更新日:2024年12月19日
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結核は過去の病気と思われがちですが、今も日本で年間約1,700人が命を落とす重大な感染症です。文京区では、年間20~40人前後の方が新たに結核を発症されています。
日本の令和5年の結核り患率(人口10万人あたりの患者数)は8.1であり、米国等他の先進国の水準に年々近づき、近隣アジア諸国に比べても低い水準にあります。
令和2年からの結核り患率の減少については、新型コロナウイルス感染症の影響も考えられます。
結核は早期に発見し、効果がある薬を医師の指示に従ってきちんと飲めば治療可能です。最近では高齢者に加え、若年者や外国籍の方の報告もみられ、注意が必要な状況が続いています。
早期発見・早期受診を ~長引く咳は赤信号~
結核の症状は風邪とよく似ています。
次のような症状が2週間以上続いたら、結核を疑い、マスクをして早めに医療機関を受診しましょう。
せき・たん・血たん・微熱・体がだるい・体重が減った・胸の痛み
保健衛生部・文京保健所予防対策課感染症対策担当
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