ホーム > 健康・医療・福祉 > 健康・保健 > 予防接種 > 高齢者用肺炎球菌予防接種 > 高齢者用肺炎球菌予防接種 【定期予防接種】
更新日:2024年6月14日
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肺炎球菌は、主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎、敗血症、肺炎などの重い合併症を引き起こすことがあります。成人肺炎のうち、肺炎球菌を原因とした肺炎球菌性肺炎が、25~40%を占めると言われ、特に高齢者や脾臓摘出を受けた方、リンパ腫などの患者での重篤化が問題になっています。
肺炎球菌には、90種類以上のタイプがあり、23価肺炎球菌ワクチンはその中の23種類のタイプに対応したワクチンです。
すべての肺炎球菌感染症を予防できるわけではありませんが、この23種類のタイプは、成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割を占めるという研究結果があります。
ワクチンの効果は、接種後、約3週間であらわれ、健康な人では少なくとも5年間は持続すると言われていますが、明確な持続期間は確立されていないため、再接種については医師に相談してください。
接種日に文京区に住民登録のある方で、次の(1)または(2)に該当する方。
(注)既に23価肺炎球菌を接種したことがある方は対象外です。
(注)予防接種法に基づく定期予防接種として接種できるのは、生涯一度限りです。
【経過措置の終了について】
高齢者の肺炎球菌ワクチンの対象者につきましては、これまで経過措置として、その年度内に70歳・75際・80歳・・・等の5歳刻みの年齢になる方も対象となっておりましたが、国の審議会において令和5年度末をもって経過措置終了となる判断がなされたため、令和6年度からは、満65歳の方のみが、定期予防接種の対象となります。
【任意予防接種費用助成制度について】
令和6年度は、定期接種や文京区の助成を受けたことのない66歳以上の方に対して、任意予防接種として費用助成制度を実施しています。なお、過去5年以内に接種を受けたことのある方が接種を受けた場合、副反応が強く出ることがあります。接種の際は、医師にご相談ください。
自己負担1,500円
(注)脾臓摘出を受けた方、無脾症の方は健康保険の対象となります。
(注)公害医療手帳をお持ちの方は、文京区外の指定医療機関でも無料で接種することができます。
該当の方は、医師(医療機関)にご相談ください。
文京区内指定医療機関で実施します。(文京区内の指定医療機関一覧)
医療機関に事前にお問い合わせの上、受けてください。
なお、東京23区内であれば各区の指定医療機関でも受けることができます。
詳細は、各区の予防接種窓口または、医療機関へお問い合わせください。
対象となる方には65歳になる月の上旬に「定期高齢者用肺炎球菌予防接種予診票」を個別送付しています。
新たに文京区に転入された方は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。
予防接種当日に予診票の医師記入欄を除く質問事項に回答し、接種医療機関へお持ちください。
上記実施期間や指定医療機関以外で接種する場合、または予診票を忘れた場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。
保健衛生部・文京保健所予防対策課感染症対策担当(予防接種)
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター16階北側
電話番号:
03-5803-1834
ファクス番号:03-5803-1294