文京区役所地球温暖化対策実行計画実績報告（平成24年度）

二酸化炭素排出量の削減状況

1. 電気使用量の削減状況
2. 都市ガス使用量の削減状況
3. 水道使用量の削減状況
4. 一般廃棄物排出量の削減状況
5. 紙類購入量の削減状況

二酸化炭素排出量の削減状況

平成24年度の二酸化炭素排出量については、平成23年度と比較して総量で2,413トンほど増加しています。
原単位あたりの二酸化炭素排出量削減についても、平成23年度と比較して3.76から4.38へと約14％増加しています。
増加の主な要因としては、原子力発電所停止による二酸化炭素排出係数の増加、電力使用制限（東日本大震災に伴う節電対策）の緩和による
エネルギー使用量の増加によるものと考えられます。

二酸化炭素排出量の推移

二酸化炭素排出量削減状況	17年度 （基準年度）	22年度	23年度 (前年度)	24年度	26年度 （目標）
原単位（100平方メートルあたりの排出量）【トン】	4.46	4.41	3.76	4.38	3.70
二酸化炭素排出量【トン】	17,338	17,177	14,519	16,932	14,391
対象となる区有施設の総延床面積【平方メートル】	388,721	389,542	386,382	386,949	388,721
指数〔基準年度を100とした場合〕	100	99	84	98	83

（注1）文京区では平成26年度までに原単位あたりの排出量を17％削減することを目標としています。
（注2）総延床面積の数値の増加は、建物の改修、建替えやエネルギー管理対象施設の新規追加によるものです。
（注3）平成26年度の二酸化炭素排出量については、あくまで平成17年度（基準年度）と延床面積が変わらないものとした場合の数値目標です。

平成24年度における二酸化炭素排出量の使用形態別内訳

	合計値	一般電力	街路灯電力	都市ガス	A重油	その他
二酸化炭素排出量（トン）	16,932	12,852	1,650	3,907	99	74
内訳（率）	100	69	9	21	1	0

（注1）使用形態別内訳の円グラフはこちら（PDF：196KB）

1.電気使用量の削減状況

東日本大震災の対応に伴う節電対策を行った平成23年度（前年度）と電気使用量を比較すると4.7％の増加となりました。
猛暑だった平成22年度と年間使用量を比較すると6.1％削減になりました。
区では、平成24年度も引き続き健康安全面など考慮に入れながら節電対策に取り組んでいきます。

電気使用量の推移

電気使用量の削減状況		17年度 （基準年度）	22年度	23年度 (前年度)	24年度	26年度 （目標）
使用量（区有施設全体）	キロワットアワー	32,268,699	31,347,765	28,111,926	29,421,568	26,783,020
	指数(総量)	100	97	87	91	83
二酸化炭素排出量	トン	12,198	11,912	10,472	12,852	10,124
	指数（総量）	100	98	86	105	83

（注1）平成26年度の二酸化炭素排出量については、あくまで基準年度と延床面積が変わらないものとした場合の数値目標です。

2.都市ガス使用量の削減状況

都市ガス使用量については、平成23年度（前年度）と比較して3.7％増加となりました。しかし、震災前の平成22年度と比較して13.3％削減となったことから、
各施設がガスの使用削減に努めたと考えられます。

都市ガス使用量の推移

都市ガス使用量の削減状況		17年度 （基準年度）	22年度	23年度 (前年度)	24年度	26年度 （目標）
使用量（区有施設全体）	立方メートル	2,055,567	2,010,724	1,697,105	1,751,795	1,706,121
	指数（総量）	100	98	83	85	83
二酸化炭素排出量	トン	4,027	4,504	3,785	3,907	3,342
	指数（総量）	100	112	94	97	83

（注1）平成26年度の二酸化炭素排出量については、あくまで基準年度と延床面積が変わらないものとした場合の数値目標です。

3.水道使用量の削減状況

水道使用量については、平成23年度（前年度）と比較して2.8％の増加となりましたが、各施設の使用形態や季節に関わらず、
全庁的に節水の徹底が定着してきています。

水道使用量の推移

水道使用量		17年度 （基準年度）	22年度	23年度 (前年度)	24年度	26年度 （目標）
使用量（区有施設全体）	立方メートル	528,524	552,763	500,304	514,064	512,668
	指数（総量）	100	105	95	97	97

（注1）平成26年度の二酸化炭素排出量については、あくまで基準年度と延床面積が変わらないものとした場合の数値目標です。

4.一般廃棄物排出量の削減状況

目標達成となった平成23年度（前年度）と比較して、可燃物については6.5％増加、不燃物については37.4％増加となりました。

文京シビックセンターの廃棄物排出量の推移

文京シビックセンターの廃棄物排出量		17年度 （基準年度）	22年度	23年度 (前年度)	24年度	26年度 （目標）
可燃物	排出量（キログラム）	61,790	46,690	43,210	46,010	46,343
	指数（総量）	100	76	70	74	75
不燃物	排出量（キログラム）	31,305	30,140	23,920	32,870	25,044
	指数（総量）	100	96	76	105	80

文京シビックセンター以外の施設では、有料ごみ処理券を使用し一般廃棄物排出量を管理しています。
平成23年度（前年度）と比較して6.2％増加となりました。内訳としては、文京シビックセンターを除く区長部局施設で約1％削減、
教育部局で10％増加となりました。

文京シビックセンターを除く施設の一般廃棄物排出量の推移

文京シビックセンターを除く施設の一般廃棄物排出量 （有料ごみ処理券によるもの換算）	17年度 （基準年度）	22年度	23年度 (前年度)	24年度	26年度 （目標）
排出量（キロリットル）	2,167	1,628	1,634	1,736	1,409
指数（総量）	100	75	75	80	65

5.紙類購入量の削減状況

平成23年度（前年度）と比較して4.5％削減となり、昨年に引き続き紙類購入量の削減と目標を達成しました。
紙類については、各職場で区長部局、教育部局ともに購入量は削減していますが、事務用のコピー用紙の購入量については増加傾向にあります。
購入量減少の背景としては、前年度購入分の繰越分を今年度使用したためと考えられます。
引き続き、コピー用紙の裏面等の再利用を行うなどして削減に努めていきます。

紙類購入量の推移

紙類購入量	22年度 （基準年度）	23年度 (前年度)	24年度	26年度 （目標）
購入量（千枚）	45,504	31,777	30,347	43,229
指数（総量）	100	70	67	95

文京区役所地球温暖化対策実行計画について

詳細については、「第2次 文京区役所地球温暖化対策実行計画」のページをご覧ください。

文京区役所地球温暖化対策実行計画・過去の実績について

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