更新日:2021年6月15日
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区では、令和元・2年度の2年に亘り、東京大学発達保育実践政策学センター(Cedep)の監修のもと、区内の保育園や幼稚園などの皆さんにご協力いただき、子どもの発達をテーマに6本の番組を制作しました。(各10分番組)
この番組では「発達心理学・保育」のスペシャリストである遠藤利彦教授と野澤祥子准教授に、乳幼児期の子どもの育ちや大人の関わり方のポイントなどを紹介していただきました。
番組は、YouTube版文京区民チャンネルでご覧いただくことができます。是非ご覧ください。
乳幼児期の成長の原動力となるのは、大人との間に築かれるアタッチメント(愛着)と言われています。
アタッチメントは、子どもが心身ともに健やかに成長するための基盤となります。
vol.1では、子ども達がアタッチメントをしっかりと経験できるように、親がどんな心構えをもったらいいのかについて紹介していきます。
乳幼児期の子どもたちの生活の中心は「あそび」です。子ども達は、色々なことに興味をもち、自ら関わっていくことで、自分でできることを増やしていきます。
vol.2では、子ども達の発達に合わせて、どのような遊びや環境を用意してあげることができるのかについて紹介していきます。
乳幼児期は、どんどんからだが育つ時期です。子ども達は、日々の生活の中で色々なことに興味をもち、五感で感じ取りながら、貴重な経験を積み重ねていきます。
vol.3では、子ども達の「からだの育ち」にとって必要なこと、そしてどのような遊びや環境が大切なのかについて紹介していきます。
乳幼児期の子どもたちは、あそびの中で色々なことに興味をもち、自ら関わっていくことで、「考える力」が培われていきます。
Vol.4では、どのような場面で認知能力が育っていくのか、また、大人はどのように関わったらよいのかについて紹介していきます。
乳幼児期の子ども達は、日々の遊びや関わりをとおして、「自分を大切にして高めようとする力」と「人との関係をつくりだす力」の双方を育んでいきます。
Vol.5では、近年、注目されている「非認知能力」がどのような場面で育っていくのかについて、紹介していきます。
子どもたちは、「自ら育つ力」をもっています。その力を引き出すために、大人にできることは何でしょうか。
vol.6では、子どもが自ら育つ力を支える環境と大人の関わりについて、紹介していきます。番組の最後では遠藤教授から保護者の皆さんへのメッセージを紹介しています。
文京区では、OECD(経済協力開発機構)白書「スターティングストロング報告」による「早期の良質な子育てが、その後の人生を豊かなものにする」との報告を基に、区の独自事業として、平成29年度から区の子育てに関わる関連部署が協力し、「文京版スターティング・ストロング・プロジェクトBunkyo Starting Strong Project~人生のはじまりこそ力強く~」事業に取り組んでいます。