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更新日:2024年5月21日

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核実験等に対する抗議等

アメリカ合衆国の核実験の中止要請(令和6年5月21日)

文京区は、非核平和都市宣言都市として、貴国に対し、臨界前核実験に抗議するとともに、核兵器の維持及び強化を目的とした核実験の中止を繰り返し強く要請しているところであります。

しかしながら、2021年1月に核兵器禁止条約が発効された中で、貴国が、5月14日に臨界前核実験を実施したとの報道に接しました。

あらゆる核実験を禁じる包括的核実験禁止条約の批准を目指す一方で、臨界前核実験はこれに違反しないとして実験を繰り返す貴国の姿勢は、核兵器廃絶を求める国際社会の願いを全く無視する行為と言わざるを得ません。

どのような形態のものであれ、核兵器の維持及び強化を目的とした核実験は、人類の生存と地球環境への重大な影響を与えるものであり、容認できません。

ここに、非核平和都市宣言都市文京区の区民を代表し、私は、貴国に対し厳重に抗議するとともに、貴国が今後一切の核兵器の維持及び強化を目的とした核実験の計画を撤回し、世界の大国として核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現に主導的役割を果たされるよう、引き続き強く要請します。

令和6年5月21日

文京区長 成澤 廣修

ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する声明(令和4年3月4日)

文京区は、世界の恒久平和と永遠の繁栄を願い、昭和54年12月「文京区平和宣言」を行うとともに、昭和58年7月には「文京区非核平和都市宣言」を行い、核兵器の廃絶と軍縮を全世界に訴えています。

この度、ロシアがウクライナに軍事侵攻を行ったことは、国際社会の平和と秩序、安全を脅かす行為であり、断じて容認することはできません。

加えて、核兵器の使用を示唆したことは、唯一の被爆国として、被爆の恐ろしさと被爆者の苦しみを全世界の人々に訴え、再び広島・長崎の惨禍を繰り返してはならないことを強く主張している文京区及び文京区民の声を踏みにじるものであります。

ここに、私は、平和宣言及び非核平和都市宣言を掲げる首長として、核兵器の使用に断固反対し、ロシアに対して厳重に抗議するとともに、即時に攻撃を停止し、完全かつ無条件での撤退を強く求めます。

令和4年3月4日

文京区長 成澤 廣修

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