更新日:2024年10月24日
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ふるさと納税制度は、「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設されました。
自分の選んだ自治体に寄附(ふるさと納税)を行った場合に、寄附額のうち2,000円を越える部分について、一定の上限があるものの、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度です。
一方で、住所地以外の自治体へ寄附をすると、代わりに本来住所地の自治体に納めるはずの住民税が少なくなります。
令和5年度は、区ではふるさと納税により約35億3千万円の減収が生じたものと推計しています。
これは、本来、区民の皆さんのために使われるはずだったものであり、例えば、この規模の減収が3年続くと、およそ小学校1校分の建替え経費に相当する額となります。
文京区は、東京23区としてふるさと納税が抱える問題点を国に訴え、制度の是正を求めていきます。
また、寄附の使い道メニューを充実させ、寄附者の思いに応えられるよう活用するとともに、返礼品の拡充等により、区の地域や産業の魅力を発信してまいります。
区では、個人・事業者の皆さんからお寄せいただいた寄附金を、区政の様々な分野に活用しています。
区民の皆さんも文京区に寄附(ふるさと納税)をすると、返礼品は受け取れませんが、他自治体にふるさと納税するのと同様に寄附金税額控除を受けることができます。
寄附の使い道を選んでふるさと納税をすることは、税金の使い道の一部を自分の意思で選ぶことにつながります。
総務部総務課ふるさと納税担当
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