更新日:2022年9月2日
ページID:3093
ここから本文です。
認知症の進行で判断能力の衰えた高齢者の方など、判断能力が不十分な方の財産管理や身上監護(介護、施設への入退所などの生活について配慮、それに伴う契約など)を行い、また、悪徳商法などによる経済的被害から守るなど、判断能力が不十分な方々を保護し支援する制度です。
父は一人暮らしをしています。最近、認知症の症状が見られ、判断の能力が不十分なため、悪質な業者とリフォーム契約をしてしまいそうです。今後、こういうことがあると心配なのですが。
兄が認知症の父の財産を管理しているのですが、父の預金を勝手に引き出してしまうようです。やめさせたいのですが、どうしたらいいでしょうか。
制度を利用するためには、家庭裁判所等に所定の手続き(申立)が必要になりますが、現在お困りの方は、社会福祉協議会(あんしんサポート文京)にご相談ください。
区民の方々に制度を理解してもらうため、定期的に弁護士や司法書士等による講演会研修会を行っています。詳細は下記へお問い合わせください。
社会福祉協議会(権利擁護センターあんしんサポート文京)では、成年後見制度の相談の他にも、高齢者・障害者の方々が安心して住みなれたまちで生活が続けられるように以下のようなサービスも実施しています。
高齢者・障害者のために福祉サービスの利用援助と日常的な金銭管理・書類等の預かりサービス等を行っています。
成年後見制度の利用に要する費用のうち、生活保護受給者等の申立てに要する経費を負担することが困難な方を対象に、費用の助成を行います。
福祉サービスの利用に関しての疑問や苦情を受け付け、その解決を図ることにより、よりよい福祉サービスが受けられるように支援しています。
成年後見制度を利用している方のうち、成年後見人や後見監督人等の報酬に係る費用を負担することが困難な生活保護受給者等の方に、費用の助成を行っています。
一定の要件がありますので、詳細は以下の問い合わせ先(福祉政策課地域福祉係)にお問い合わせください。
福祉部福祉政策課地域福祉係
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター11階北側
電話番号:
03-5803-1202
ファクス番号:03-5803-1357