「文の京（ふみのみやこ）」ハートフルプラン文京区地域福祉計画（平成18年度～平成20年度）

『「文の京」ハートフルプラン文京区地域福祉計画』は、文京区の保健福祉にかかる総合計画です。「子育て支援計画（次世代育成支援行動計画）」、「高齢者・介護保険事業計画」、「障害者計画」、「保健計画」、「地域福祉の推進」の5つの分野ごとの計画を含んでいます。
計画の期間は、「子育て支援計画（次世代育成支援行動計画）」（17年度から21年度）を除き18年度から20年度までの3年間です。

計画改定の趣旨

平成15年3月の改定後、保健福祉をめぐる諸制度は急速かつ大きく動いています。
平成17年3月には、次世代育成支援対策推進法の制定を受け、本計画の中の「子育て支援計画」を前倒しで改定することにより「次世代育成支援行動計画」を策定し、総合的な少子化・子育て支援対策に取り組んでいます。また、平成17年6月には、介護保険法が大幅に改正され、予防重視型システムへの転換等、介護保険制度の抜本的な改革に対応する必要が生じています。さらに、平成17年10月に成立した障害者自立支援法が平成18年10月に全面施行し、障害者福祉のあり方が大きく変わりました。一方、平成17年4月には、本区の「憲法」ともいうべき自治基本条例が施行され、保健福祉の分野においても、地域の各主体の方々との協働による取組みが今まで以上に求められています。

「文の京」ハートフルプランとは

たくさんのあたたかい心、地域の支え合いが、人々の幸せをはぐくみ、真の「地域福祉」を推し進めます。
「文の京」が、あたたかい心あふれる地域となるよう、高齢者・介護保険事業計画等の分野別計画を総称して『「文の京」ハートフルプラン』と名付けています。

計画の構成

計画全般にわたる考え方、基本理念、基本目標及び地域福祉の現状や課題等を取りまとめた総論部分（第1章から第3章まで）と、主として対象者ごとに設定した分野別の計画部分（第4章）で構成しています。

計画の構成図

分野別の計画部分は、対象者別の「子育て支援計画」（次世代育成支援行動計画）、「高齢者・介護保険事業計画」及び「障害者計画」に加えて、地域福祉と関連性の高い「保健計画」、及びすべての分野に共通するものや、他の分野に位置づけにくい地域福祉全般にかかわる施策等を取りまとめた「地域福祉の推進」の5分野で構成しています。

「高齢者・介護保険事業計画」については、計画事業等を別冊『「文の京」ハートフルプラン地域福祉計画高齢者・介護保険事業計画』に掲載しています。

「文の京」ハートフルプラン文京区地域福祉計画高齢者・介護保険事業計画

なお、「子育て支援計画」（次世代育成支援行動計画）については、次世代育成支援対策推進法の制定・施行に伴い、全庁的な子育てにかかる施策を総合・包含し、さらに拡充した上で、総合的かつ横断的な子育て支援が推進できるよう、従来の「子育て支援計画」を改定することにより、平成17年3月に「子育て支援計画」（次世代育成支援行動計画）として策定しました。
文京区子育て支援計画（次世代育成支援行動計画）

また、「障害者計画」については、障害者の福祉サービスを一元化する障害者自立支援法の制定等を踏まえ、同法による「障害福祉計画」を盛り込み、平成19年3月に改定しました。
文京区地域福祉計画-障害者計画-