更新日:2024年5月14日
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禁煙をすると、10年、20年と時間が経つほど、肺がん発生の危険性が減少するため、できるだけ早く禁煙することが重要です。
禁煙による健康状態の変化は禁煙直後から起こります。長年タバコを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。
禁煙で得られる嬉しい変化
禁煙による肺癌リスクの低下
出典:日本肺癌学会「喫煙問題に関するスライド集」2022年度日本肺癌学会タバコ対策委員会作成(外部リンク)
タバコの煙に含まれるニコチンは麻薬にも劣らない依存性を持っています。
タバコを吸うと、数秒後には脳内にニコチンが到達し、ニコチン受容体を介してドパミンを分泌します。ドパミンは快感や快楽をもたらす物質のため、喫煙者はストレスが取れた感じがしますが、時間とともにドパミン不足になるため再びニコチンを摂取したくなります。この繰り返しによりニコチン依存症が形成されます。禁煙補助薬を使うと離脱症状が軽くなり禁煙が楽に始められます。
たばこがやめられなくなるニコチンのワナ!
出典:日本医師会(外部リンク)
禁煙治療は、健康保険等を使って受けられます。禁煙治療(自己負担3割として)は、処方される薬にもよりますが8~12週間で13,000円~20,000円程度です。1日1箱喫煙する方なら、約4~5週間分のタバコ代より保険診療で禁煙治療を受けた場合の自己負担額のほうが安くなる計算になります。この機会に禁煙にチャレンジしてみませんか。対象者の範囲等詳しくは医療機関にお問い合わせください。
プリンタなどの印刷機器をお持ちでない方でも、コンビニエンスストアなどのプリントサービス(有料)を利用してダウンロードした申請書などを印刷することができます。詳しい使用方法は下記のリンク先にてご確認ください。
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