更新日:2021年12月14日
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ヒトヘルペスウイルス6または7(HHV6またはHHV7)による感染症です。
生後初めての高熱で発症することが多いです。
ウイルスは唾液に排泄されることが多く、身近にいる無症状の家族(主に母親)や保育者から唾液を介し飛沫感染、接触感染します。
ヒトヘルペスウイルス6は、生後6か月~24か月の間にかかり、生後12か月までの間が好発年齢です。4歳までにすべての小児が抗体陽性となります。
ヒトヘルペスウイルス7は、初期感染は生後2~4歳で、感染には季節性がなく年間を通して発症します。抗体陽性率は成人までに85%に達します。
ウイルスに感染して約10日後に発症します。38度以上の発熱が3日間ほど続いたあと、解熱とともに発疹が体幹を中心に顔面と手足に出現し、痕を残さず数日で消えます。
発熱のみ、発疹のみが現れる場合もあります。
頸部や後頭部のリンパ節腫脹、下痢、下気道炎、熱性けいれんなどを合併することがあります。
それぞれの症状に合わせた対症療法が中心です。発熱に伴う脱水には注意しましょう。
保健衛生部・文京保健所予防対策課感染症対策担当
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