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更新日:2024年5月5日
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【1階展示】文京のあけぼの
文京区は武蔵野台地の東縁に位置し、沖積低地との接点にあるため、地形が複雑に入り組み、大小の谷が刻まれています。文京区に坂が多く起伏の変化に富んだ町となったのはこのためです。
谷の各所には湧き水があり、文京区一帯は旧石器時代から人々の生活の場となっていたことが発掘調査により明らかになりました。
旧石器時代のナイフ型石器
旧石器・縄文・弥生の各時代の出土遺物
約3万年前以降に堆積した立川ローム層から旧石器時代の人々の生活の跡が見つかっています。
縄文人骨(複製)
千駄木貝塚で発見された縄文時代のほぼ完全な姿で出土した人骨です。
この人骨を調べたところ、20歳代後半の男性で、彫りの深い顔立ちの典型的な縄文顔で、歯並びもよく筋肉も発達した健康体であることがかわっています。
縄文人骨
本郷弥生町出土壺型土器(複製)
弥生時代・文化という名称は、明治17年に本郷区向ヶ岡弥生町の遺跡から発見されたこの土器が後に「弥生(式)土器」と呼ばれるようになったことに起因しています。
この発見が契機となって、縄文・古墳時代を結ぶ間の歴史・文化としての弥生時代・文化の研究が始まりました。
本郷弥生町出土壺型土器
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