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更新日:2020年8月30日
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UN Women(国連女性機関)日本事務所ホームページ(外部リンク)
開所式での様子
UN Women(国連女性機関)日本事務所開所5周年記念の特設ページはこちら(外部リンク)
文京区長からのお祝いメッセージを見ることができます。
平成27年8月30日、安倍首相、有村大臣、中山副大臣をはじめとする多くの関係者のご出席のもと、UN Women日本事務所の開所式が執り行われました。当日は、日本サッカー協会(文京区本郷3丁目)より安藤選手、北澤理事からのスポーツを通じた応援メッセージや、国内の女性団体からは有馬理事長(国連ウィメン日本協会)、岡田会長(文京区女性団体連絡会)より女性政策の推進に向けての応援メッセージが寄せられました。
今後は更に、女性団体や教育機関との連携、区内小・中学校における国際理解教育などと本機関との事業連携につとめ、アジア全体の女性推進活動の拠点としてのUN Women日本事務所の活動支援をするとともに、「文の京」である文京の地より、女性も男性も全ての人が輝ける社会の実現に向けて発信してまいります。
応援メッセージの様子
パネルディスカッションでは、国際連合広報センター所長の根本氏をモデレーターに迎え、「政界の女性の進捗:日本における経済変革及び人権実現のあゆみと将来」についてをテーマとし、ヌクカ氏(UN Women事務局長)、森参議院議員、大崎氏(Gender Action Platform アドボカシー担当)による女性政策についての躍進的なディスカッションが行われました。
この度成澤区長様をはじめとする文京区の関係者の皆様のご協力を得てUN Women日本事務所を開設する運びとなりました。
UN Womenはジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関です(UN Womenの取組みについては下記をご参照ください)。UN Women日本事務所は、アジア地域で唯一のUN Womenのリエゾンオフィスです。同事務所は、文京区を含む日本の政府、議員、企業、学術界、市民団体・女性関連団体、メディアなど、さまざまな方々と協働してパートナーシップを築き、UN Womenの活動と役割について広報するとともに、講演やイベントなどを通じて政策対話を行っていく予定です。
また、若い世代は人々の考え方を変革し、ジェンダー平等を実現するために重要な役割を担っています。当事務所では、大学、中学高校、小学校と協力し、講演やさまざまなイベントを通じて、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを提唱し、推進するにあたってのUN Womenの活動と役割について、伝えていきたいと思います。さらに、少人数ではありますが、当事務所において学生さんが国際機関での仕事を経験出来るインターンシップの機会を提供していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
UN Womenは、国連加盟国がジェンダー平等の達成をめざし、世界共通の基準を設定するにあたって支援を行い、こうした基準を実施に移すための法律、政策、プログラム、サービスなどの企画立案に政府や市民社会と協力して取り組んでいます。生活のあらゆる場面での女性の平等な社会参加を後押しし、以下の5つの活動領域において優先的な取組みを行っています。
※上記の掲載内容は、区報ぶんきょう8月25日号(1面)に掲載しております。区報ぶんきょうバックナンバーへはこちらから。
UN(United Nations):国際連合のこと。略称にて「国連」と使われることが多い。
UN Women(ユーエヌ ウィメン):ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関
ジェンダー(gender):生物学的な差異に基づく男女の性別ではなく、社会的、文化的につくられた性差のこと。
エンパワーメント(empowerment):人々に夢や希望を与え、勇気づけること。人が本来持っている素晴らしい生きる力を湧き出させること。
インターンシップ(internship):社会(企業)における見習いや研修の意味。また、学生が在学中に自らの学習内容や将来の進路などに関連した就業体験を行うこと。
パートナーシップ(partnership):協力関係や共同、提携。
リエゾンオフィス(liaison office):別々に活動しているグループの連携を図るための組織。
問1:事務所はシビックセンターのどこに設置されたのでしょうか?
⇒文京シビックセンター1階に設置されました。
問2:事務所を開設するUN Womenとはどのような団体なのか、正式名称、連絡先を教えてください。
⇒団体名称:ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN Women)(公式サイト)(外部リンク)
2020年は、第4回世界女性会議(北京会議)開催から25年、文京シビックセンター1階にUN Women(国連女性機関)日本事務所を開所してから5年という節目の年です。
そして、10年前の2010年7月2日、女性の地位向上を目的とする国連の新組織として、UN Women(国連女性機関)が設立されました。
この日の国連総会決議において、既存のジェンダー関連4機関であるジェンダー問題事務総長特別顧問室(OSAGI)、女性の地位向上部(DAW)、国連婦人開発基金(UNIFEM)、国際婦人調査訓練研修所(INSTRAW)を統合し、「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN Women)」として、新たな機関を発足し、歴史的な一歩を踏み出しました。
文京区は、引き続きUN Women(国連女性機関)日本事務所と連携し、ジェンダー平等に向けて取り組んでいきます。
平成30年5月、HeForShe(ジェンダー平等のための社会連帯運動)の日本における署名数が7000に達したことを記念して、成澤区長とUN Women(国連女性機関)日本事務所石川所長による対談が行われました。
(Photo:UN Women)
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