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更新日:2021年9月13日
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浄土宗 月参堂 縁受院 善光寺
月参堂 善光寺は傳通院の塔頭寺院として、元々は縁受院と称した。慶長七年(1602年)、徳川家康公の生母 於大の方の念持仏を御安置し開創。念持仏とは、日頃より親しくお参りが出来るよう御安置をする御像を言い、於大の方は「阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩」の三尊像を念持仏として、肌身離さず拝んでいた。於大の方は、家康公とご自身の現世・後世安楽を願い、この念持仏に手を合わせていたと伝わる。
この念持仏が信州長野の善光寺と同様、舟形光背の弥陀三尊像であったことから、明治期に入り「月参堂 縁受院 善光寺」と名をあらため、今日に至る。
古来より月参堂と呼ばれ、これは月に一度の寺参りを勧めるとともに、月は仏にも喩えられており、仏を御参りする御堂を指すことに由来する。また傳通院の開山上人であり、浄土宗の第七祖 聖冏上人が繊月上人と呼ばれたご縁もあり、ここ善光寺では月という一文字を大切に、月参堂という名称でも古来より親しまれている。
寺前の道は善光寺坂と呼ばれている。
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