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更新日:2019年11月19日

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浸水被害にあった家屋の消毒方法について

台風、大雨などで家屋が浸水すると、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症にかかるおそれがあるため、清掃が大切です。

家屋などが浸水した場合、次のとおり洗浄及び消毒を行い、衛生対策を行ってください。

床上浸水の場合

泥や汚れを十分に取り除き、消毒を行いましょう(表参照)。

  • (1)水が引いた後、濡れた畳や不要な物を片付けます。
  • (2)汚れた家具や床・壁などは、水道水でよく洗い流してください。
  • (3)食器類や調理器具などは、中性洗剤でよく洗浄し、汚れをきれいに洗い流してください。

家屋等が浸水(床下浸水)した場合

土砂等を取り除き、水道水で洗い流し、しっかり乾かすことが重要です。

  • (1)水が引いた後、家屋の周辺を清掃してください。
  • (2)汚れた部分を、水道水で十分に洗い流してください。
  • (3)風通しを良くし、乾燥させてください。

【参考】消毒方法の例(※使用の際には取り扱い説明書に従い、取り扱う際にはゴム手袋などを使用するとともに、皮膚や目にかからないように注意してください。)

消毒方法の例
消毒対象 消毒薬 調整方法 使用方法
屋内(水に浸かった壁面や床、家具類) 0.1%塩化ベンザルコニウム(逆性石けん) 10%塩化ベンザルコニウム10mlに水を加えて1Lとする。
  • (1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
  • (2)調整した消毒液を浸した布などでよく拭く。
食器類 0.02%次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤) 6%次亜塩素酸ナトリウム4ml(ペットボトルのキャップ1杯)を水1Lに加える。 食器類を水洗いした後、調整した消毒液に5分以上浸し、水洗いして乾燥させる。
手指・皮膚(汚れた箇所や土などに触れた後)

石けんと流水

薄めずそのまま使用する。
  • (1)汚れを石けんで洗い、流水で流す。
  • (2)乾いたタオルなどで水分を拭き取り、アルコール系消毒液で消毒する。

関連ページ

日本環境感染学会(暫定版ガイダンス)

一般家屋における洪水・浸水など水害時の衛生対策と消毒方法(外部リンク)

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〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
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