更新日:2022年10月13日
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東京都は、令和4年9月に、東京都震災対策条例第12条に基づき「地震に関する地域危険度測定調査(第9回)」の結果を公表しました。
今回の測定調査では、都内5,192町丁目(市街化区域内)を対象に、建物倒壊、火災、総合の3つの危険度について、5段階のランク付け(相対評価)を行っています。
地震動に起因する建物倒壊被害の危険性を測定したもの。建物の種別(構造、建築年代、階数)や地盤特性によって、1haあたりの建物倒壊の棟数を算出した建物倒壊危険量に基づきランク付けされています。
地震時に発生する出火による建物の延焼被害の危険性を測定したもの。出火の危険性や延焼の危険性によって1haあたりの全焼棟数を算出した火災危険量に基づきランク付けされています。
上記2指標に災害時活動困難度(※)を加味して総合化したもの。
※「災害時活動困難度」は、地震により建物が倒壊したり火災が発生したときには、危険地域からの避難や消火・救助などの災害時活動のしやすさ(困難さ)が、その後の被害の大きさに影響します。このような活動のしやすさ(困難さ)を、災害時活動に有効な空間の多さや、道路ネットワーク密度の高さといった道路基盤などの整備状況に基づき測定した指標になります。
文京区内の危険度については、下記リンク先の東京都都市整備局ホームページにてご覧いただけます。
地震に関する地域危険度測定調査 地域危険度一覧表(文京区)(東京都都市整備局ホームページが開きます)(外部リンク)
今後、調査結果については、文京区地域防災計画や防災ガイド等に掲載し、広く周知してまいります。