更新日:2024年8月16日
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疲労をためずに心身の健康を保つためには、適切な「休養」をとることが重要ですが、「休養」の「休」と「養」にはそれぞれ異なる意味があります。
「休」は、労働や活動などによって生じた心身の疲労を、休んだり眠ったりすることで解消して元の活力を持った状態に戻し、健康な状態を保つことです。
一方、「養」は、適度な運動や趣味の活動などで心身をリフレッシュし、明日に向かっての英気を養うことで、積極的休養とも言います。
「休む」ことと「養う」ことの両方の要素をバランスよく組み合わせることで、生活の質が向上し、健康で豊かな人生の基礎をつくることができます。
休養の基本は毎日の睡眠です。睡眠には、心身の疲労を回復する働きがあります。このため睡眠が量的に不足したり、質的に悪化したりすると健康上の問題や生活への支障が生じてきます。
睡眠時間は短すぎず、長すぎず、毎日同じリズムで気持ちよい目覚めとなるよう自然な睡眠をめざしましょう。
厚生労働省は、令和6年2月に「健康づくりのための睡眠指針2014」を改訂し、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を策定しました。
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、ライフステージごと(成人、こども、高齢者)に関する推奨事項がまとめられています。
ライフステージに応じて、日頃の睡眠や生活習慣を振り返り、適正な睡眠時間の確保や睡眠休養感の向上にお役立てください。
(出典)「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(厚生労働省)(PDF:5,203KB)
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」に基づき、成人、こども、高齢者の対象別に、良質な睡眠をとるための参考となる情報がまとめられています。ご活用ください。
上手に余暇を楽しむことは、休養の「養」の要です。自分のために過ごすゆとりの時間を持って気分転換したり、こころを豊かにする活動をしたりと、自分に合う余暇の過ごし方を考えてみましょう。
保健衛生部・文京保健所健康推進課福祉保健政策推進担当
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