夏場に多発!扇風機の事故に注意しましょう!!
徐々に気温が上がり始め、蒸し暑く感じる時間帯が増えてきました。扇風機は暑い夏を乗り切るために、欠かせない冷房器具です。しかし、扇風機は使い方を誤ると火災などの事故に至ることがあります。製品自体はもちろんですが、電源コードや家電製品周りもこまめに掃除し、以上が無いかチェックしましょう。
冷房器具は適正に使用することで、熱中症を予防することができます。製品を安全に使用し、快適で楽しい夏を過ごしましょう!
1扇風機の事故
- 約50年前の扇風機を使用中、本体から発火し、扇風機及び周辺を焼損する火災が発生した。
- 扇風機を使用中、電源コードから発火し、扇風機及び周辺を焼損する火災が発生した。
2事故原因
- 長期使用により、モーターの絶縁性能が低下し、ショートが生じて出火したと考えられる。
- 扇風機の電源コードが壁とテーブル間に挟み込まれていたため、圧迫されてコードが断線状態となり、ショートして出火に至ったものと考えられる。
3扇風機の注意事項
- (1)事故の前兆を見逃さない
以下のような異常が見られる場合は、使用を中止して、電源プラグをコンセントから抜き、購入店または製造・輸入事業者の修理窓口に相談してください。
- スイッチを入れても羽根が回らない
- 羽の回転が異常に遅い、又は不規則な動きをする
- 羽が回転するときに異常な音や振動がある
- 電源コードに触れると羽根が回転したり、止まったりと動作が不安定
- 首振り動作が不規則であったり、異常な音がする
- (2)使用しないときは電源プラグをコンセントから抜く
- (3)電源コードの取扱に注意する
電源コードを傷つけてしまうと、ショートして発火に至るおそれがあります。