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更新日:2025年1月5日
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区民の皆様へ優れた芸術に触れる機会を提供し、文化創造への関心の向上、文化活動への一層の参加促進を図るために、毎年度「企画展」を開催しています。
流麗な筆致と大胆かつ繊細な色彩で女性美を追求し続けた洋画家、菅沼金六(1904-1988)の作品をご紹介します。菅沼は、1920(大正9)年に東京高等工業学校附属職工徒弟学校電気科を卒業し、1933(昭和8)年には、シカゴ万国博覧会の日本出品協会の嘱託(展示場の設計・施工担当)として渡米しています。その後もシカゴにとどまり、同地のアメリカン・アカデミー・オブ・アートに入学し油絵を学びました。帰国後は、一水会や日本水彩画会に所属して制作活動を行い、1967(昭和42)年からは毎年ロサンゼルスに滞在し、現地の人々をモデルに人物画の制作に力を注ぎました。菅沼の作品は、油彩画や水彩画にとどまらず、雑誌の表紙やポスターなどの商業デザイン、そして、わが国ではじめて執筆されたファッションデザイン画の技法書『スタイル画の描き方』など多岐にわたり、生涯をかけて人物画に取り組みました。文京区には40年以上在住し、1975(昭和50)年には、約20年間文京区絵画展審査委員を務めた功労者として表彰されました。本展では、文京区所蔵の作品より、菅沼金六が手掛けたデッサンをはじめ、パステル画や油彩画、ファッション画、商業デザインなど幅広いジャンルの作品を展示します。2024年に生誕120年を迎えた菅沼金六の作品をどうぞお楽しみください。
【会期】2025(令和7)2月6日(木曜日)~13日(木曜日)の8日間
午前10時~午後6時
【会場】文京シビックセンター1階ギャラリーシビック(文京区春日1年16月21日)
【入場料】無料
【主催】文京区
下記作品は左から「明治エバミルク」明治乳業、『婦人倶楽部』1960年2月号 講談社、「ファッション画」1936年
第20回全国藩校サミット文京大会開催を記念して文京区では史跡・湯島聖堂にかつて存在した幕府直轄の学び舎である昌平坂学問所(正式には学問所)を中心とした企画展を開催します。本展では、昌平坂学問所から現在の史跡・湯島聖堂に至るまでの歴史や、文京区の区域に存在した藩校等の学び舎をパネルで紹介し、併せて史跡・湯島聖堂を管理する(公財)斯文会所蔵の江戸時代の大成殿(孔子廟)の屋根飾りや、東京都立中央図書館特別文庫室所蔵の当時の学生名簿等の貴重な資料を公開します。この機会に是非ご覧ください。
藩校サミットとは、各地域に息づいている藩校の伝統や精神を現代の視点で見直し、次代に生かしていこうという趣旨で、(一社)漢字文化振興協会と各自治体が共同主催で、毎年、旧藩校所在地において開催される大会です。
また、藩校サミットは(一社)漢字文化振興協会の登録商標です(登録第5638522号)。
【会期】2023(令和5)年11月14日(火曜日)~21日(火曜日)の8日間
午前10時~午後6時
【会場】文京シビックセンター1階ギャラリーシビック(文京区春日1年16月21日)
【入場料】無料
【主催】文京区
【監修・資料協力】斯文会
【協力】東京都立中央図書館特別文庫室ほか
下記資料は左から「鬼犾頭」(斯文会所蔵)、鬼龍子(斯文会所蔵)、「河田文庫本升堂記」(東京都立中央図書館特別文庫室所蔵)
アカデミー推進部アカデミー推進課文化事業係
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号文京シビックセンター17階北側
電話番号:
03-5803-1120
ファクス番号:03-5803-1369