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更新日:2022年5月23日
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文京区は、令和4年5月22日、一般社団法人全日本かるた協会(以下、「全日本かるた協会」という。)との間に相互協力に関する協定を締結しました。
本部を文京区大塚に置き、小倉百人一首競技かるたの主要な大会を主催・統括するとともに、小倉百人一首に関する調査・研究、講演会・講習会等を通して、広く日本文化の振興・発展に努めています。
詳細につきましては、全日本かるた協会のホームページ(外部リンク)をご確認ください。
明治時代に、今の東京大学(文京区本郷)の学生が初めて作った、緑倶楽部と弥生倶楽部というかるた競技の会が、現在の競技かるたやかるた会に繋がる起源と言われていることから、文京区は「競技かるた発祥の地」とされています。
現在も強豪かるた会が区内で活動し、名人位・クイーン位挑戦者決定戦を始めとした全国的な大会も区内で数多く開催されていることなどから、文京区では「かるた」を区の新たな文化資源と位置づけ、「かるたの街文京」の魅力を区内外に広く知っていただけるよう取り組んでいます。
これまでも、区内に本部を構える全日本かるた協会の全面的な協力のもと、さまざまなかるた関連事業を展開しておりましたが、さらなる連携強化のため、令和4年5月に相互協力に関する協定を締結いたしました。
令和4年5月22日、文京区と全日本かるた協会が今後さらに連携を深め、競技かるた及び小倉百人一首を通じて地域社会における文化の普及、継承及び発展並びに広く文化の発信に寄与することを目的として、「一般社団法人全日本かるた協会と文京区との相互協力に関する協定」を締結しました。
相互協力協定締結式は、第68期名人位・川瀬将義六段と第66期クイーン位・山添百合八段の立会のもと執り行われました。
全日本かるた協会 松川英夫会長と文京区 成澤廣修区長が協定書に署名し、今後さらに連携を深め、地域における文化の普及や発展に努めていくことを誓いました。
相互協力協定締結式の実施前に、名人とクイーンによる「小倉百人一首競技かるた ドリームマッチ」を開催しました。
両者譲らぬ攻防を繰り広げ、勝負は運命戦(※)にまで縺れ込む大接戦となりました。
※運命戦…自陣・相手陣ともに残りの札が1枚となった試合のこと
令和4年5月22日(日曜日)午後2時から
川瀬将義 六段(三島せせらぎ会) 〇 1 × 山添百合 八段(京都小倉かるた会)
1枚差で川瀬名人が勝利しました。
【解説】山下恵令 八段(第62・63期クイーン位)
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