更新日:2023年4月21日
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須藤家から東京市に寄付された庭園を生かした公園で、高低差のある台地と低地を巧みに生かした公園斜面地には、クスノキなどの大木が豊かな緑をつくりだしています。またその緑を背景として、滝からの水が流れ込む池には藤棚が設けられています。斜面地はササを主体とした植栽となっていますが、野草も生育し、春には可憐な花を咲かせます。
須藤公園は、江戸時代の加賀藩の支藩の大聖寺藩(十万石)の屋敷跡。その後、長州出身の政治家品川弥二郎の邸宅となり、明治22年(1889年)に実業家須藤吉左衛門が買い取りました。昭和8年(1933年)に須藤家が公園用地として東京市に寄付、昭和25年(1950年)に文京区に移管されました。
深山幽谷を流れ下るような高さ約10メートルの滝で、水が落ちる滝音も聞かれ、暑い季節には涼を求めることができます。
滝の名称については、公募の結果を踏まえ、平成15年(2003年)10月に「須藤の滝」と命名しました。
滝は午前10時から午後4時まで流れています。
池の周囲にある藤の木が毎年4月末から5月上旬にかけて香り豊かに花開きます。
中段の園路脇にニリンソウが毎年4月頃から花開きます。
所在地:文京区千駄木3-4
地下鉄千代田線「千駄木」駅徒歩2分
土木部みどり公園課
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター19階北側
電話番号:
03-5803-1252
ファクス番号:03-5803-1361