更新日:2015年9月7日
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一橋徳川家より寄付された自然豊かな樹林地です。武蔵野台地の先端にあたる白山台地と、指ヶ谷の低地の境界にある、ゆるやかな傾斜地に展開しています。こんもりとした木立のなかでもムクノキは区内でも有数の巨木で、その樹齢は100年以上と推定されています。樹林や植物が傷つけられたり、林床が踏み固められたりすることを防ぐために浮橋状の木製園路を設置し、その園路を歩くと自然の中を一周できるようになっています。
この緑地は、元は一橋徳川家所有の樹林地であり、12代故徳川宗敬氏は、国土緑化推進機構の理事長として活躍され、都市内の自然林の保存に努められてきました。平成元年(1989)10月に、出来るだけ樹林域を末永く残すように配慮することを条件に、当地を区に寄付されました。
区ではその意向に沿い、都市内の貴重な樹林を保全するとともに、区民の方が自然に親しんでいただけるようにするため、平成6年(1994)6月に「千石緑地」として設置し、限定開放しています。
ニレ科に属する落葉高木です。5月には葉が開くと同時に淡緑色の小さな花をつけます。ムクノキは環境の悪化で生存数が激減しており、文京区内では有数の巨木といえるでしょう。
所在地:文京区千石1-6
都営地下鉄三田線「千石」駅徒歩10分
土木部みどり公園課
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター19階北側
電話番号:
03-5803-1252
ファクス番号:03-5803-1361