更新日:2008年5月14日
ページID:4708
ここから本文です。
窪町東公園のうち春日通り沿いの一角に、ヨーロッパの開放的な都市広場をイメージした、石張り舗装の広場があります。そこには文京区とドイツのカイザースラウテルン市の「姉妹都市提携」のシンボルとして、同市の彫刻家ゲルノト・ルンプフ、バルバラ・ルンプフ夫妻の作成した「神話空間への招待」と題する、ヨーロッパの伝説上の動物である一角獣を中心とした彫刻を設置しています。当地は窪町東公園の飛び地で、もともと植え込み地となっていましたが、教育の森公園や文京スポーツセンターに向かうアプローチとして重要な位置にあるため、隣接する区道と一体的に整備を行いました。
平成5年(1993年)10月、「彫刻のあるまちづくり」事業の一環として、文京区と「姉妹都市提携」を交わしている、ドイツのカイザースラウテルン市出身のルンプフ夫妻の共同制作による5点からなる作品群を設置しました。作品の構想にあたって「日本の子どもたちを、ドイツのおとぎ話の世界へ案内したい」との思いから「神話空間への招待」というテーマが生まれました。
ヨーロッパの神話(伝説)の主役として「偉大な力」を象徴しているもので、この広場で最も大きな姿が印象的です。鹿の頭、象の足、猪の尾、馬の胴体から成り立っています。
カイザースラウテルン市の紋章にもあり、「幸運のシンボル」とされ、日本人に親しみのある鯉のイメージを重ねています。魚の頭部には「フリードリッヒI世」の頭像が付けられています。
大きな巻貝は「地球が発展してきた歴史の期限」や「日本文化の源」を象徴し、また裏側は「日本のテクノロジーとその急速な発展」をも表しています。
「かたつむり」左右の渦巻きは「進化」を意味するとともに「静寂と瞑想」という内面性を表現しています。
「銀杏の葉」文京区の木であることから、友好のシンボルとして石張り舗装にはめ込みました。
所在地:文京区大塚3-30
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅徒歩2分
土木部みどり公園課
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター19階北側
電話番号:
03-5803-1252
ファクス番号:03-5803-1361