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更新日:2024年4月25日
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昭和37年結成
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地域活動センター | 電話番号 |
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湯島地域活動センター | 03-3813-6554 |
本町会の名前は、講安寺と称仰院の両寺の門前町として、旧名は「両門町」と称していたことから、この名が付けられた。
この講安寺は土蔵づくりの本堂でも有名である。江戸は家屋が密集し火事が多く、一度大火が起きると瞬く間に焼け尽くしてしまう。
幕府は防火対策として、瓦屋根や土蔵づくり(土蔵のように家の周りを土で塗り固める)を進めた。この土蔵づくりにしたのが講安寺の本堂である。火は寺の近くまで迫ったが、火災に遭うことなく現在に至っている。
この講安寺に面している坂を無縁坂といい、講安寺も無縁山法界寺ともいった。また、この周辺は武家屋敷が多く、武家に縁で武縁坂ともいわれた。
無縁坂は、森鴎外の小説「雁」の主人公岡田青年とお玉さんで有名になり、多くの人に親しまれている。
「岡田の日々の散歩は大抵道筋が決まっていた。寂しい無縁坂を降りて……不忍池の北側を廻って上野の山をぶらつく。……中に往来の人の目につくのは裁縫を教える女の家で……その隣に一軒格子戸をきれいに拭き入れて……」この格子戸の家にお玉さんがいて、岡田青年がひそかな好意を持つ。その格子戸の家も昭和57年に姿を消した。
両門町会が設立されたのは、昭和37年10月7日で会員数34世帯であった。現在は、マンションも建設され、新しい町になってきているが、町会としては、小さく行事活動も難しい状況ではあるが、隣人の触れ合いを大切にした笑顔のある町をこれからも守っていきたい。
町会の主な行事は、敬老の日の祝品の贈呈、交通・防犯・防災活動の協力実施、歳末の夜警等である。
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