更新日:2024年5月8日

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秋の食中毒予防

夏も過ぎ、秋の訪れを感じる季節になりました。

秋は食べ物の美味しい季節です。これから色々な秋の味覚を楽しみたいですね。

楽しい一日を過ごすためにも、食べ物の取り扱いに気を付けて、食中毒をしっかり防ぎましょう。

手洗いが基本

手洗い方法

  1. 水道水で手を洗います。
  2. 石けんをよく泡立てて1分間以上もみ洗いします。指の間までしっかり洗いましょう。
  3. 水道水でよくすすいでください。
  4. 清潔なタオルやペーパータオルで拭きましょう。

手洗いのタイミング

  • 帰宅後、調理の前、調理の後、食事の前、トイレの後には手をしっかり洗いましょう。
  • 調理中も、魚、肉、卵を触った後には手をしっかり洗いましょう。

手洗いのポイント

  • 手や指は、石けんをよく泡立ててしっかり時間をかけて洗いましょう。
  • 2回続けて手を洗うと、より効果的に汚れが落ちます。
  • 汚れが残りやすい指先や爪の間、手のしわは特に注意して洗いましょう
  • 消毒用アルコールを使用する際は、手洗いをして、手の水分をよくふき取った後に使用しましょう。
  • 手指に傷があると、傷口に黄色ブドウ球菌などの細菌が増えやすくなります。調理をする際、手に傷がある時は直接食品に触らず、使い捨ての手袋を使用しましょう。

毒キノコによる食中毒を防ぐには~毒キノコによる食中毒防止~

秋はキノコによる食中毒発生件数が増加する季節です。

毒キノコを食用と間違って食べてしまうと、場合によっては死亡してしまうこともあります。
キノコは山の中だけではなく、街中の庭先にも生えていますが、キノコに毒があるかを見分けることは、非常に難しいことです。

以下のポイントをおさえて安全に食べましょう。

  1. 安全に食べられると判断できないものは絶対に「採らない」「食べない」「人にあげない」ようにしましょう。
  2. さまざまな「言い伝え」(縦に裂けるキノコは毒がない・・・など)は迷信であり、信じないでください。
  3. キノコは発生場所や発生時期により、図鑑の写真や絵と色や形態が異なる場合も多いため、安易に判断しないでください。

キノコについての情報は、下記のリンク先もご覧ください。

魚の寄生虫による食中毒を防ぐには~アニサキスによる食中毒防止3カ条~

さば・さんまなどの魚には、アニサキスという寄生虫がいる場合があります。

アニサキスは約2~3cmの半透明白色の糸状の寄生虫です。生きたままのアニサキスと一緒に魚を食べてしまうと激しい腹痛を起こすことがあります。

食中毒防止のため、魚を食べる際は中心部まで十分に加熱しましょう。

生で食べる場合は、以下のことに注意しましょう。

  1. 内臓には多くのアニサキスが寄生しているので、早めに内臓を取り除く。
  2. 中心部が24時間以上-20℃以下になるよう冷凍する。
  3. 調理するときは明るい部屋で、アニサキスがいないか目で見て確認し、確実に取り除く。

※塩・わさび・酢などでは、アニサキスは死滅しませんのでご注意ください。

アニサキスの画像

(出典:東京都保健医療局)

マダラの内臓に寄生したアニサキス

(出典:東京都保健医療局)

アニサキスについての情報は、下記のホームページもご覧ください。

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お問い合わせ先

保健衛生部・文京保健所生活衛生課食品衛生担当

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター8階南側

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ファクス番号:03-5803-1386

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