更新日:2024年1月26日
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妊娠中は健康な人と比べて食中毒感染のリスクが高く、一部の細菌や寄生虫は妊娠中に感染することによって、胎児に影響を及ぼすことがあります。妊娠中は特に食品の取扱いに注意しましょう。また、乳幼児は、成人に比べて体の機能が発達していないため食品の取扱いには注意しましょう。
お魚は、良質なたんぱく質やDHA、EPAを多く含み、健康的な食生活を営む上で重要な食材で、栄養バランスの良い食事には欠かせないものです。
お魚には食物連鎖によって自然界に存在する水銀が取り込まれています。極端にたくさん食べると、おなかの赤ちゃんに影響を与える可能性があることが、これまでの研究から指摘されています。
妊娠中のかたは魚の食べ方や量に注意が必要なものもあります。
詳細については以下のリンク先ページをご確認ください。
妊娠中は、一般の人よりもリステリア菌に感染しやすくなり、赤ちゃんに影響が出ることがあります。リステリア菌は、食品を介して感染する食中毒菌で、塩分にも強く冷蔵庫でも増殖します。
リステリア食中毒の主な原因食品例は以下のとおりです。
冷蔵庫の食品は、期限内に使い切るように心がけましょう。リステリア菌は冷蔵庫内でもゆっくりと増殖しますが、他の食中毒菌と同様に加熱することで予防できます。
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粉ミルクは、エンテロバクターやサルモネラなどの有害な菌に汚染されることがあり、適切な消毒・調整及び保存が必要です。
世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)により「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」(概要、仮訳)が作成、公表されました。
詳細については以下のリンク先ページをご確認ください。
厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて」(外部リンク)
1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
経口的に摂取されたボツリヌス菌の芽胞が腸管内で発芽・増殖し、産生される毒素により発症します。
ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。
1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・菓子類は与えないようにしましょう。
詳細については以下のリンク先ページをご確認ください。
保健衛生部・文京保健所生活衛生課食品衛生担当
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